【タイトル】

園庭は出会いの場

【本文】

幼稚園では様々な遊びが繰り広げられています。園庭は全学級共通の遊び場なので、様々な出会いや関わりが見られます。じっくりダンゴムシを見ている年長さん。ダンゴムシがよく動くので、歩き方や模様の違い、大きさの違いなどを見ながら楽しんでいます。すると「何を見てるのかな・・」「何か面白いことがあるのかな・・」といろいろなクラスのお友達が集まってきます。水色帽子の年長さんが「これは目だよ」「これはお父さんだよ」等自分が思ったことを伝えています。砂場用のダンプカーを段ボールの坂道を使って走らせている年少組さん。砂を満タンに積むと途中でひっくり返ってしまいますが、砂の量を半分くらいにすると下までスーッと走っていきます。バランス感覚が絶妙です。繰り返し楽しんでいると・・・。ガムテープの芯も転がしてみたくなったお友達が来たり、足のトンネルを作ってくれる年中さんが来たりもします。ダンプカーの遊びは翌日、先生が用意してくれた大きな段ボールの板の上でいろいろな走らせ方を楽しみました。園庭ではお家や基地を作って遊ぶこともあります。ビールケースの組み方やどこに家を作るかは様々ですが、おもしろそうなことをやっているとすぐに年少さんがやってきます。快く受け入れてくれる年長組の心の広さに温かさを感じます。なでしこ幼稚園のこどもたちは本当に優しいなあと感じます。そして、砂場では・・・やっぱり先生と一緒が楽しいよね。今の時期の年少さんは、先生が近くにいることで安心して遊ぶことができます。何となく集まってきてしまうのです。園庭の真ん中では年少さんが好きな「おおかみさ～ん」の遊びを楽しんでいます。ゆったりと穏やかに時間が流れていく日々です。

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